タイムール君へのインタビュー

インタビュー by 渥美智恵

 タイムール・ハンドーク君はヨルダン王国に住む大学生です。ヨルダン王国はイスラム教の国で、イスラエルに近い中近東にある小さな国です。タイムール君はヨルダン大学に通って機械を勉強しています。。日本語のできるタイムール君に、彼の友だちの渥美智恵さんがメールでインタビューをしました。


質問:イスラム教のjihad(聖戦(せいせん))とは何ですか?

回答:jihadは簡単に言えば、何か悪いことに反対して、悪いことを解決するようにがんばることですね!これ戦うことだけじゃなく、jihad は言葉で、常識で、手で、心でやります。たとえば 「不公平」な人に、勇気をだして、「あなたは不公平な人です」と言うのも jihad です。自分の国を守って戦うこともjihad ですね。

アラビア語から直接に jihad の言葉を翻訳(ほんやく)したら「できるまでがんばる」という意味です。でも最近はだれかがわざと jihad の意味を変えてしまい、自分の目的をかなえるためだけに「これは jihad」と言っています。jihadの時にアラーの神様は死んだ人をすごく大切にしますので、これはだれでも欲しいことです。それで時々 jihad の意味を間違って悪いことをやる人がいます!そうした人たちは自分では何が正しいのか考えなくて、だれかが言っている言葉を信じてしまい、まちがいを犯してしまいます!

質問:この前イスラム教は戦いの時に宗教の違いに関係なく、命を大切にすると言っていましたね。くわしく教えてください。

回答:そうですね!イスラム教では自分の宗教を自由に選べますので、戦争の時人々をみんな同じに取り扱うことは大切です。その人々の権利はイスラム教徒の権利と同じに大切にします。

質問:イスラム教の、一番中心になっている人はだれですか?その人がビンラディン氏をたしなめることはできないのですか?

回答:フーーンそうですね、これはとても大切な質問ですよね!本当にはたくさんのイスラム教でえらい人がいますけど、一番大切なのは自分自身です。どういうことでしょうか?これたとえば、何とかは悪いことか良いことか判断する時に、私はコーランと「アル−ハディス」(モハンッマド予言者の言葉)で見つけるルールを元にして、そして私の頭を使わなければならないですよね。今やムスリム(イスラム教徒の)世界の一番大変な問題はコーランやハディスに頼(たよ)らないで、自分の考えを持たずにえらい人の意見を聞いてしまうことです!

もちろんそのイスラム宗教や法律でえらい人に聞くのは良いことですけど、自分の頭を使わないのは困りますね。イスラムのことに一番くわしい人はエジプトの「アル アズハール」モスクの人。この人たちはこの間あった事件に大反対です!私はそのビンラーデンのすることはくるっていると思います。彼は何とかすごくひどくイスラムを間違って理解できない人です。

質問:イスラム教の神様とキリスト教の神様とは違うのですか?

回答:元はクリスト(キリスト)教とイスラム教の神様は同じでしたけど、残念ながらクリスト教徒はクリスト予言者と聖霊(せいれい)(holy spirit)も神様と同じくみとめるようになりました。今は「holy trinity」(三位一体)ということですね。イスラムでは神様さまは一つだけですね。

質問:アラーの神様はイスラム教でない人とどうやってつきあいをしろと言っていますか。

回答:イスラムではみんなは自分の宗教を選ぶのは自由ですけど、その時もその判断の責任を持たなければならないでしょう。いっしょうけんめいムスリムの人として生活したと、ムスリムではない人とでは、神様に会うとき同じ人にならないでしょう。その時に神様は自分がやったことと判断したことの責任を持たせるようにします。ほかの宗教と同じに地獄(じごく)と天国がありますよね。

でもふつうの生活で神様は公平にみんなに生活させると信じています。悪いことも良いこともおこるでしょう。

質問:仏教徒である私をみたら、アラーの神様はどう思うのでしょうか?

回答:先に伝えたどおりに普通の生活にだれでも宗教を選ぶのができますけど、やはりムスリムの人だったら神様をよろこばされて、ふつうの生活や死んだ後の生活も幸せになるとムスリムの人は信じています。

質問:仏様は、仏教を信じている人もイスラム教を信じている人もキリスト教を信じている人も何も信じていない人もみんな愛しています。アラーの神様もそうですか?

回答:神様は完璧(かんぺき)ですから、みんなを公平に取り扱うですね!いい人だったらやはりアッラー様はそれを大切にして、生活を楽にさせる、悪い人だったら神様を怒らせて、悪いことの責任をとらせると信じています。

質問:ヨルダンの女の人たちは事件のことをどう思っていますか?

回答:ヨルダン人の女性は最近の事件の二ユースを聞きました。私の家族の母と姉は私と同じにこの事件はひどくて、人殺しだと思います、みんなはそう思っています。

質問:ヨルダンの女性たちを取り巻く状況はどうですか?

回答:ヨルダン社会の中の女性の現在の状態は、30年前の状態と比べるとすごく良くなりました。西洋社会と違う点と似ている点があります。

まずはヨルダンの社会は地域(ちいき)によって違います、田舎(いなか)に住んでいる家族はちょっと違う考え方や習慣(しゅうかん)があるはずです。でもだいたいみんなは共通の考え方にしたがいます。その地域によって女の人が仕事のチャンスがあるか、ないか、違いますよね!時々「家族の女性が働くのはいや」という考え方がありますけど、どんな傾向(けいこう)かはちょっとわかりません T_T

ちょっと私が調べて答えてもいいですか?

イスラム教によっても女性が勉強するのは大切な権利です、自分の家族に迷惑 (めいわく)じゃなかったら勤めるのも大丈夫です。でも今のヨルダンの社会は100%ムスリム社会じゃないから、習慣(しゅうかん)と社会の考え方は宗教とまざって、どちがどちを分からないようになってしまいました。それですから時々女性が勤めるのを反対します。

ヨルダンのムスリムの社会はちょっと保守的なんですね。でも現在の社会では女の人が大学まで勉強するチャンスがあります、勤めるチャンスもありますが、結婚したあと、だいたい仕事をやめていっしょうけんめい、家族のためがんばっている場合が多いです。でも例外もあります。


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